FAQ

よくあるご質問

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ユーザーサポートに寄せられたお問い合わせの中から、
特によくある質問事項を本サイトにてご紹介します。

プログラマ本体について

  • EFPプログラマを海外で使用したいのですが、問題無いでしょうか?

    お客様個人で海外へ持ち出されることに関しては、特に問題ありません。

  • EFPプログラマの該非判定書を入手することは可能ですか?

    可能です。該非判定書が必要な場合は、弊社までお問い合わせください。

  • EFPプログラマを量産で使用したいのですが制限はありますか?

    本装置を量産に使用される場合は、事前にお客様自身で使用環境等を考慮し信頼性を確認の上ご使用ください。また、開発の完了したプログラムを量産される場合には、必ず事前に実装評価、試験などによりお客様の責任において適用可否を判断してください。

  • EFP-S2VとEFP-S2の違いを教えてください。

    EFP-S2の廉価版としてEFP-S2Vを出荷しております。
    内蔵RAM以外の仕様は同じです。
    EFP-S2との違いに関しては、EFP-S2VのユーザーバッファRAM容量は半分(4Mバイト→2Mバイト)の仕様となっています。
    現在でもMCUのROM容量が2Mバイトを超えているものはありませんので、使用上でも問題になることはありません。

  • EFP-IとEFP-S2V(EFP-S2)の違いを教えてください。

    EFP-S2/S2VはEFP-Iの機能を踏襲しつつ、USB接続が可能なことに加え、内部バッファRAM容量が512kBから4MB(S2Vは2MB)に増加されたことにより、多様なMCUの書込みに対応できるようになりました。

  • EFP-IのMCUユニットはEFP-S2V(EFP-S2)でも使用可能ですか?

    EF1CNT-96Pを使用することにより、EFP-S2/S2Vでも使用可能です。

  • EFPとPCの接続方法について

    EFP-Iの場合 :RS232CによりPCと接続
    EFP-S2/S2Vの場合 :USBまたはRS232によりPCと接続
    EFP-RCの場合 :USBによりPCと接続
    EFP-S2/S2VでQzROMに書き込む場合は、必ずACアダプタをご使用ください。

  • EFP-IのLEDによる起動時のエラーについて

    ・黄・緑LED同時点滅時
    EFP本体のシステムエラーが発生しています。
    WinFirmREを実行することにより修復可能です。
    ・黄・赤LED交互点滅時
    ユニットが装着されていない時に発生します。
    電源を切ってから、ユニットを装着し電源を再投入してください。
    ・黄・緑LED交互点滅時
    EFPーIにEFP-1Mのファームウェアを書き込んだ場合に発生します。
    修理が必要です。

  • MCU対応状況はどこでわかりますか?

    本サイト、ダウンロードページの対応デバイスリストをご覧ください。
    記載のないものや開発中のMCUにつきましては、サポートまでご連絡ください。

シリアル入出力モードについて

  • ターゲット接続ケーブルは50cmが標準ですが、どの程度まで長くできますか?

    1m程度であればご使用できます。 ただし終端の方法により動作しない場合もありますので、最終的にはお客様自身で評価をお願いします。

  • ターゲット接続ケーブルの緑色の線は、接続する必要がありますか?

    PCまたはEFPと書込みターゲット基板のシグナルGNDが接続されているのであれば特に接続の必要はありません。

  • もし緑色GND線が接続されていない場合どのようなことが起きますか?

    静電気等により各々のGND間に電位差が生じ、EFPとターゲット基板を接続した際、 一番最初に接触した端子に高電圧が加わり、MCU内部が破壊される事があります。

  • シリアル書込み端子に、ESD保護のためにCR回路を入れたいのですが、何か問題ありますか?

    TXD,RXD,SCLKラインは、2Mbpsで通信を行っているためCR回路による遅延が大きくなると、通信が不能となりデバイスエラー(01)が発生します。

  • リセット信号はどこに接続すればよろしいでしょうか?

    MCUのRESET_INにお客様のリセット回路とワイヤードORとなるように接続してください。
    お客様のリセット回路に入力する場合は、10KΩ程度の抵抗でプルアップしてください。またリセット入力からMCUのRESET_IN間での遅延時間を20ms以下にしてください。

  • M16C/62ではモードエントリ端子としてCNVSS,EPM,CEの3端子があるが、 EFP側から制御されているのはCNVSSだけなので、残り2つは手動で切り替えるしか方法はないのでしょうか?

    コネクタの接続で切り替える方法と、CNVSS信号(PGM/OE)で切り替える方法があります。
    1.コネクタで切り替えるには、MCUのEPMとCE信号をコネクタに追加しておき、 ターゲット接続ケーブルが接続された時、EPMに'L',CEに'H'が与えられるようにします。
    2.CNVSS(PGM/OE)信号で切り替えるには、CNVSS信号が'H'の時EPMが'L'、 CEが'H'になるような回路を追加してください。 ただしCNVSSが常時'L'(プルダウン)となる、シングルチップモードでしか使用できません。

  • シリアル書込みでMCUにデータを書込むと、ベリファイチェックで照合エラーが発生します。 リードコマンドで書込みデータを読出してみたところ、不定なデータが書込まれていました。

    TXD(SDA)、SCLK端子に抵抗またはコンデンサ等が接続されていないかご確認ください。 これらの処理をされていますと、MCUとEFPの通信が同期せず不定なデータをMCUに対して出力してしまう恐れがあります。

  • MCUとの接続について

    EFPと各MCUとの結線については、ダウンロードページの各MCUシリーズ補足資料をご覧ください。

パラレル入出力モードについて

  • パラレル書込みでプログラムを書込んだ後、消去、書込み等が一切出来なくなりました。リードコマンドにて書込みデータを読出したところデータは全て00Hとなっていました。

    MCU側でROMコードプロテクト機能が動作し、内蔵フラッシュメモリの書換えおよび読出しが禁止されています。本機能はパラレル入出力モードにて、ROMコードプロテクト制御番地内のROMコードプロテクトビットを'0'に設定した場合に発生します。
    ROMコードプロテクト機能はMCUにより仕様が異なりますので、ご使用されているMCUのデータシート内の"内蔵フラッシュメモリ書換え禁止機能"の内容をご確認ください。

  • ROMコードプロテクト機能を解除する方法はありますか?

    ROMコードプロテクト機能が動作した場合は、ROMコードプロテクト制御番地内のROMコードプロテクト解除ビットを'0'に設定するか、ROMコードプロテクト制御番地内のデータを消去し、ROMコードプロテクトビットを'0'→'1'に戻すことで解除が可能です。
    しかしパラレル入出力モードではROMコードプロテクト制御番地内の書換えおよび消去が出来ないため、シリアル入出力モードにてROMコードプロテクト機能の解除を行ってください。

エラーについて

[共通編]

  • 接触不良で生じることのあるエラーについて

    EFPとMCU間で接触不良がありますと、デバイスエラーが発生します。
    ICソケットやコネクタの清掃をしてください。

  • QzROM使用時に生じることのあるエラーについて

    リードプロテクトが有効になりますと、SDAラインが固定され、いかなるコマンドも受け付けられません。
    また、リードプロテクトを解除する方法はありません。

[EFP-I 編]

  • 本体で生じることのあるエラーについて

    EFP-Iを起動時に黄・緑LEDが同時点灯している場合は、WinFirmRE.exeを実行しファームウェアを出荷時の状態へ戻してください。
    復旧しない場合には修理が必要です。

[EFP-S2/S2V、EFP-RC編]

  • R8C/Tiny使用時に生じることのあるエラーについて

    EFP-S2/S2VおよびEFP-RCでは、クロック転送速度を可変できますが、転送速度が速すぎる場合は通信タイムアウトエラーが発生する場合があります。

[EFP-S2/S2V編]

  • パラレルユニット使用時に生じることのあるエラーについて

    ICソケットで接触不良が起きているとContact defect pin(n)と表示され、n本のピンで接触不良が起きていることを示します。

  • デバイスエラーについて

    デバイスエラーは次の6種類があります。

    パラレル書込み時 00:MCUからデータを読出し、その読出しデータが正常でない場合にデバイスエラー(00)が発生します
    シリアル書込み時 01:ステータス確認エラー
    リセット解放後モードエントリーが完了し、ステータス確認を行いますが、 ステータス確認に10回失敗するとデバイスエラー(01)が発生します
    02:コマンドエラー
    ステータス確認後にコマンドを発行しますが、 このコマンドに対する応答が無ければデバイスエラー(02)が発生します
    03:モードエントリーエラー
    モードエントリー時に、BUSY信号が'H'→'L'にならなければデバイスエラー(03)が発生 します
    05:受信タイムアウトエラー
    コマンド発行前後のステータス確認にて、MCUからデータ受信タイムアウトエラーが返送された場合デバイスエラー(05)が発生します
    06:BUSY信号入力エラー
    リセット解放後、BUSY信号が'H'入力ではなく'L'入力であった場合、デバイスエラー(06)が発生します
  • シリアル書込みでデバイスエラー(03)が発生し書込みが出来ません。

    BUSY端子の信号が、リセット解放後、'H'→'L'になっているかご確認ください。
    'L'になっていなければ、ターゲットMCUが動作していないか モードエントリーされていませんので、モードエントリー端子(CNVSS、CE、EPM)や、 MCU周辺回路(電源、発振等)を確認して下さい。
    その他、シリアルユニットのBUSY入力ラインが壊れた場合や、 MCU内のブートプログラムが消去されている場合も考えられます。

  • シリアル書込みで、デバイスエラー(01)が発生します。

    モードエントリーは完了しましたが、通信が出来ていません。 TXD、RXD、SCLK端子および信号を確認して下さい (まれにMCUが暴走してBUSYが'L'となりデバイスエラー(03)、(02)になる事があります)。

  • M16C/62グループのシリアル書込みでデバイスエラー(02)が発生します。 TXD、RXD、SCLK端子の波形をオシロスコープで観測してみたのですが、特に異常は見られません。

    MCUのバージョンとNMI端子の状態をご確認ください。 MCUの表面に"VER.HB"と印字されている場合は、NMI端子にプルアップ処理が必要になります。 本MCUでNMI端子がプルアップされていない場合、シリアル入出力モードが正常に動作しない場合があります。

  • M16C/62グループのシリアル書込みでデバイスエラー(01)、(02)が発生するのですが、正常動作する場合もあります。

    MCUとEFPとの結線は特に問題はないと思われますが、 古いバージョンのMCUではA19端子がプルアップされていないとシリアル入出力モードの動作が不安定になる場合があります。

WinEFP操作について

  • シリアル書込みを行うため、WinEFPを立ち上げ、環境設定をして"OK"をクリックすると"IDエラー"が発生します。

    環境設定終了後デバイスの確認を行いますが、このとき環境設定時の"IDコード"と、 MCU内部ROMのIDコード領域に書かれたコードの照合を行い、 一致していない場合に"IDエラー"が発生します。 またIDコードの照合チェックはM38000(NOR)を除いたFLASH内蔵MCUで行います。
    "IDコード"の設定は、HEXコードに初めから設定しておくか、 EFPのメモリセットコマンドで直接メモリーに設定してからMCU内部ROMに書込みを実行することで行えます。
    "IDコード"は書込み後、MCUに供給する電源を切り再投入すると有効になります。

  • シリアル書込みでID照合チェックを行わないようにする方法はありますか?

    IDコード領域がブランク状態であればID照合機能は無効になります。 本領域はMCUのブートプログラムが管理していますので、 もし誤ってデータを書き込まれた場合は環境設定内のIDコードパラメータ内に書き込んだデータを入力してください。

  • オフセットアドレスについて説明してください。

    オフセットアドレスには、HEXロード時にRAM先頭からコードを配置するための"HEXオフセット"と、 RAM先頭コードをMCU内部ROM先頭に書き込むための"MCUオフセット"があります。
    EFP-Ⅰの場合、両者は同じ値が設定されます。 通常は0Hがデフォルトの設定となりますが、 特定のユニットでは自動で80000Hのオフセットアドレスが設定されます。
    オフセットアドレスの詳細はEFP-Ⅰ取扱説明書に記載されていますのでご参照ください。

  • HEXファイルをダウンロードした後、パラメータエラーが発生しました。

    ダウンロードされるHEXファイルのデータが、EFP内蔵RAM領域以外の番地を示していた場合、パラメータエラーが発生します。エラー発生原因が判明しない場合は、WinEFPの環境設定内容とHEXファイルを添付して弊社サポートまでご連絡ください。

  • EFP-IのWinFirmRE.exeについて

    EFP-Iの電源を投入後、黄・緑LEDが同時点滅しているシステムエラー発生時にWinFirmRE.exeを実行すると、ファームウェアを出荷時の状態に戻り、システムエラーからの復旧を行います。

  • 接触不良について

    ICソケットやコネクタで接触不良があると、プログラムエラーなどのデバイスエラーが生じることがあります。
    接触不良により書込みができなくなった場合には、ICソケットやコネクタの清掃を行う必要があります。
    なお、清掃には喜多製作所製のナノテクブラシを推奨しております。

その他

  • 製品の納期について

    発注台数と在庫状況にもよりますが、平均的に受注後1週間以内に発送致します。

  • お支払いについて

    初回お取引のみ銀行振込確認後に商品発送となります。

  • 送料について

    商品の合計金額が1万円未満の場合は、送料の負担をお願い致します(修理費は除く)。

  • あるMCUがEFP製品で書込み可能との情報を入手し、製品情報サイト内のEFPデバイスリストを参照したところ、該当MCUが見つかりませんでした。

    デバイスリストには書込み対応が正式に行われた品種のみを記載しており、現在書込み対応作業中等の品種に関しては記載しておりません。書込み対応品種に関するお問合せは、お問い合わせフォームまたはFAXにて対応しておりますので、ご質問内容等をご記入の上、ご連絡ください。